絵本のミニチュア
2013-09-21


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絵本のデザインがほぼほぼ完成した。はじめはパソコンで下書きをして、原画はリキテックスなどで書こうと思って進めていたが、リキテックッスは色も量も足りないし、イラストボードも買わなければいけない…。できた原画をスキャンしてプリントアウトして製本するつもりだったので、それならいっそパソコンで原画を作ってしまおうと方向転換。

学習指導書には「提出物は基本的に手書き、又は手作りによる制作を主とします。表現方法によっては、版画、コンピュータ、コピー、コラージュ、写真などを取り入れることも可とします」とあり、パソコンでの表現とすればOK!なんて勝手に拡大解釈したりして。先輩通信生のブログでもパソコンで作っている人もいるからと、原画をパソコンで作ることにした。Illustratorでベースになる原画を作り、photoshopで細部を加工して、手書き風な原画をめざした。

判型は182mm×172mm。これはB3サイズで三丁とれるサイズ。トンボと塗り足しを入れて、A3の紙にプリントアウトできるし、織り込んで作る表紙もぎりぎりとれる。次は、紙の選定、普通に売っているプリント用紙は紙本来の味がないから、ファインペーパー(特殊用紙)を使いたいところ。しかしプリンターには向かない。しかし竹尾用紙店のHPで調べるとインクジェットでプリントできる洋紙が見つかった。「タント」の白、紙厚180kg。これを1枚だけwebshopで購入してプリントのテストをした。ばっちり!紙の質感を生かした仕上がりになった。両面印刷もなんとかいけそうだ。原画ができたところで、ストーリィの流れやレイアウト、丁合いを確認するために、A4の普通紙に縮小プリントをしてミニサイズの絵本を作ってみた。まあなかなかいいかなと自画自賛。本文ページ18okg16ページ分とやや薄い130kgと100kgの2種類でみかえりと表紙の紙を追加注文した。

紙を到着を待ってプリント製版をする予定だが、来週と再来週はブックバインディングのスクーリングで作業がたぶんできないから、完成するのは10月半ばぐらいになりそうだ。
[絵本]

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