西洋美術史Tの課題1が戻ってきた。なかなかもどってこないなあと思っていたら、ちょうど一ヵ月後の今日戻ってきた。苦心したかいあって、評価はAだったが、残念ながら、専門用語を入れなかったり課題に沿わない文章を多く入れたりと、課題の把握の甘さが露呈した結果だった。
以下、講評。(OE先生)
「すがPAPAさん、レポート提出お疲れ様でした。全体的に良く書けていますね。古代美術の歴史の流れ、各作品の記述も菅原さんなりに取り組まれた様子が伝わりました。ただエジプト美術で「カノン」メソポタミア美術では「デフォルメ」という専門用語が登場しなかったのは非常に残念です。それとは対照的にドリュフォロスのコントラポストの説明は実に良く書けていますね。
今後の学習としては、情報の取捨選択だと思います。たとえば、本課題は人体表現について述べる課題ですから、文章の大半は造形に関わることで、歴史的背景や美術全体の流れを詳細に述べる必要はありません。歴史的背景などは必要最低限で良いわけです。PDFにそれらを添削しましたので参照してみてください。ただ、これらは一度や二度のレポートですぐに身につくという類のものではなく、徐々にコツが掴めるようになるものだと思います。ですから、焦らず気長に、でも着実に成長されていくことを願っています。
それではどうぞ今後の課題もこの調子で頑張って下さい。」
ものすごく丁重な添削がPDF書類で添付されてきいました。左側の本文に修正文章が書き込であり、右側にその注釈がついています。「本課題は人体表現について述べる課題ですから、文章の大半は造形に関わることで、歴史的背景や美術全体の流れを詳細に述べる必要はありません。」という下りは、なるほどと納得させられました。そうした情報の取捨選択がなければ、とても2200字でレポートをまとめることができないことが理解できました。今後につながるアドバイス。ありがとうございました。
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