工芸Tレポート完成!
2015-08-26


 ちょこちょこと書き進めていた工芸Tのレポートが完成した。益子に取材に行ったのが7月18日だから一ヶ月ちょっとかかったことになるが、スクーリングを挟んでのまとめだから上出来だろう。

表題は「益子の陶器産業の概略と現状』 
調査のあらましを書く冒頭は冒頭は以下のようにまとめた。

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「居住する地域もしくは近在の産業として営まれている工芸を一種類選び、その産業を俯瞰するとともに生産現場を見学して記録する。また、自分自身でその製品を使用してデザインを分析、考察するという「地域工芸のデザイン調査」課題に対して、すぐ頭に浮かんだのが、筆者が住んでいる栃木県の代表的な工芸産業「益子焼」である。

 また、予備調査の中で、初めて「濱田庄司」を意識したことも大きい。益子焼が今あるのは濱田なしでは語ることができない。益子のすべての窯元が、直接的または間接的にその影響を受け、濱田の作風こそが、今日、多くの人々がいだく益子焼のイメージの原点となっている。名もない日用雑器から民芸品へ転換した益子焼は、工芸の生きる道として正しかったと思うが、現在、益子の陶器産業は振るっていない。工芸Tのスクーリング「青山伝統工芸館」見学で、日本の工芸品の側面を垣間見たこともあり、その現状にも興味を持った。

さらに、以下、学習指導書の「地域工芸のデザイン調査」制作条件が合致しているのも「益子焼」を選んだ理由でもある。

  1)産業として営まれている工芸(陶器)であること。
  2)地域の産業として認知されていること。
  3)実用的で一般的な生活用品を生産していること。」

 その後に、産業調査(産業の概略、調査した工場の概略と生産工程、産地のデザインに対する考え方)、製品調査(購入した製品の説明、デザイン調査・分析)と続けて、最後に、学習指導書にはないが「レポート後記」として、自分なりの伝統工芸品に対する意見をまとめた。

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    ▲産業調査(産業の概略)
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    ▲産業調査(産業の概略、調査した工場の概略と生産工程
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    ▲産業調査産地のデザインに対する考え方)
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    ▲製品調査(購入した製品の説明、デザイン調査・分析)
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[工芸T]

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