卒制の日々.1
2016-11-12


 卒業制作で苦闘中!スクーリングでのアドバイスやらなんやらを踏まえて、改めて考えた。Y先生から、アドバイスをもらった一つに、「コミュニュケーションツールとしての焚き火を考えたときに、『火を囲むことで創られる共有空間』としのポイントは押さえたいね」的な言葉があった。それが実現できたら、卒制の半分はクリアできる。
 火を囲むことで共有空間が生まれる。これは焚き火をテーマにしたときに円筒スクリーンを使って実現しようとしたが、「スクリーンがまだ一般的に流通していない。円筒では向かい側の相手が見えないので、焚き火を囲む感とは少し違う」ということで諦めたアイデアだ。改めて、具体的に焚き火の映像を囲むことができないか考えた。そこで、ひらめいたのが球体スクリーン。地球や天体の映像を球体スクリーンに投影して、バーチャルな地球儀やユニークな映像表現が展示されたりしている。この仕掛けを使えば、四方から、焚き火の映像を囲むことができる。

 ネットでいろいろ調べていたら、球体スクリーンより半球体スクリーンつまりドームスクリーンのほうが実現性が高いのがわかった。これを実現するための方法を探っていたが、学研から「ワールド・ア」というバーチャル地球儀が発売されているのを発見。直径25cmのドームスクリーンで、地球の映像や星座などを映して楽しむものなのだが、これを上向きに設置して焚き火の映像を流せば、なんとなくそれっぽくなるかもしれない。新型が発売されたばかりなので旧型が1万円台で販売されていたので、少し高かいが最初で最期の卒業制作のためと割り切って注文した。

禺画像]

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 アマゾンから届くやいなや、卒制スクに持参した映像を投影。おお!バーチャル焚き火だ。思った以上にドームスクリーンに映った映像が面白い。(YouTube [URL]これを囲んで眺めるだけで、焚き火の雰囲気が味わえるし、火の動きや形から抽出したグラフィック映像もすんなりと入ってくる、もちろん、音響はパチパチと爆ぜる焚き火の音だけ。魚眼レンズを使って真俯瞰で焚き火を捉えた映像と、それをソースにしたグラフィック映像を作れば、なんとか鑑賞に耐えられるものになるかもしれない。最終的には60cm〓70cmぐらいのドームを考えているが、まずは第一歩である。
[卒業制作]

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