展示計画の詰め
2017-02-24


 卒業制作を提出してひと安心と言いたいところだが、そう簡単ではない。卒業制作講評会が3月5日にある。展示(展示設営日は前日)した上でプレゼンテーションをするが、展示を含めて採点されると考えている。作品をいかに魅力的に見せるかは重要なポイントだ。ともかくこの卒制の6単位がとれてめでたく卒業ということになる。

 卒制提出日に展示スペースの確認や展示計画を打ち合わせしてきたので、それに基づいて、改めて展示スペースの設計をした。「takibirium」の場合、単に展示したのではそのコンセプトも魅力もわからない。実演するとともに、来場者に実際にtakibiriumを体験してもらわなければならない。3Dの焚き火映像装置と焚き火の写真集とともに、「場」そのものも焚き火を楽しむためのtakibiriumだから展示スペースの演出も超重要なのである。また、来場者をいかに誘導するかも一つのポイントとなる。せっかくの卒制展だから来場者みんなにtakibiriumを体験してもらいたい。

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 図面を作るといろいろ見えて来る。いちばん大きな問題なのは展示台。前回も書いたが、600×900高さ700mmの台しかないので、普通に並べたら変化が乏しく見栄えがしないし、3台使うとスペースを食い過ぎる。また、体験スペースと、作品展示スペースを視覚的にも分けたいとの思いもある。展示台を買ったり借りたりするのはお金がかかりすぎる…そこでダンパネを加工して種類の違う展示台を作ることを思いついた。1枚4000円のダンパネをカットして納得の行く展示台にしようという作戦だ。で、その旨メールで研究室に問い合わせをしたら、上原先生から返信があった。ダンパネ(トライウォール)より、世界堂で売っているハニーパネルの方が軽量で加工しやすいとのこと。webで調べたら、それなりの強度もあるし確かに加工しやすそうなので、世界堂に注文して、3月4日の展示設営日まで取り置きしてもらうことにした。これで展示台は解決。上原先生、ありがとうございます。そのほかに、ブックスタンドや展示台をかさ上げするパーツなど手作りするものもある。最後の最後まで気も手も抜かないで頑張ろう!

[卒業制作]

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