情報職業論スク2日目
2012-10-27


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微熱があったが、講義に出ないわけにもいかない。少しだるい身体を引きずって、那須塩原発11時35分の新幹線に乗る。大宮で乗り換え、新宿に着いたのが13時05分。架線事故ですこし列車が遅れたようだ。サテライトのある新宿センタービルの中華屋で食事をとって教室に入る。

 昨日と同じ調子で、講義が始まる。情報価値の拡大の限界性があるという話から、情報価値が相対価値であるという事実をふまえたうえで、ビジネスではどう対処すればよいか。それらは「発想力」「評価力」「製品化力」「消費喚起力」の四つだという。「発想力」と「製品化力」はモノ社会でも重要だが、情報消費社会では「評価力」「消費喚起力」がポイントとなる。ちょっと難しいけど「評価力」については、例えば評価する側にデザインを評価するチカラが無ければ、どんなに素晴らしいデザインをしても価値はないということ。クライアントの担当者がデザインをチョイスして進めることが良くあるが、その担当者に見る目が無ければデザインは採用されない。また、良いデザインをプレゼンできたとして、担当者やその上の上司のOKをもらったとしても、さらにその上の役員クラスがわけのわからない理由でNGをだし、やり直しになることはよくある話しだ。僕にとってはリアリティがあり過ぎて身につまされる。
また、「消費喚起力」は、消費者が何が欲しいか、消費者自信がわからないから、ニーズをつくり出して需要を換気するという話。ネットのランキングなど誰かの情報をたよりにモノを買ったり、お店をチョイスしたりすることも多いが、それを仕掛けている連中に操られているようなものだと…
 先生曰く「主体的価値で生きよ!」周りの情報にまどわされず、自分の価値基準を持つべきとのお話。情報価値が相対的であるということは、そもそも価値は自分で決めよということだ。

 造形基礎で一緒だったシオンさんに声をかけられた。お互いの近況報告と情報交換。青森の方からきて頑張っているんだ。通信生にとってはこのような出会いは励みになる。ささなやな連帯を感じる。その他にも知った顔がちらほら。みんな頑張っているんだ。

写真は、付箋とマーカーでチェックした教科書。テストに出るところを何となく示唆するので、付箋があれば便利です。
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